接続と準備の流れ
サイスモガードを設置する
注意
端末設置の際には本体の電源を入れないでください。
付属のネジを使用できる場所は、木の柱または木質の厚い壁です。
付属のネジでは取付け不可能な壁等へ設置する場合は、お客様にて設置場所の材質に合わせたネジをご用意ください。
サイスモガード SG01の本体の重量は約0.66kg、サイズは248(W)×130(D)×29(H)mm(突起物含まず)です。
1. 端末を取り付ける場所を決める
地震計を内蔵しているため、以下のような場所にネジで固定設置してください。
- MONIという揺れに反応するLEDランプが緑点灯になる所
- 強固な壁・建物の柱
- 建物の床・天井
以下のような「振動が多い場所」に設置しないでください。
- MONI LEDランプが橙・赤になるところ
- 筋交いがない壁や柱
- テーブル、棚やラックの上、パーテーションなど不安定な場所
- 周囲に振動の発生源がある場所(発電機や工作機械の間近)
- 冷蔵庫・空調設備・洗濯機・プリンター・電子レンジの近く
- 音響機器(スピーカ等)の近く
- ※ スピーカは振動するので、端末の上へスピーカを置かないで下さい
- テレビやラジオの近く
また、サイスモガードは精密機器ですので、以下のような場所へも設置しないでください。
- 湿気や湯気の多いところや漏水のあるところ
- 急激な温度変化のあるところ(結露するようなところ)
- 油煙、ほこりの多いところ
- 火気の周辺又は熱気のこもるところ
- 保温性、保湿性の高いところ
- 漏電のあるところ
- 強い磁界が発生するところ
- 静電気が発生するところ
- 直射日光があたるところ
- 暖房器具の近くなどの高温になるところ
- 腐食ガスが発生するところ
注意
取り付けについて「安全上のご注意」(「はじめにお読みください」および「取扱説明書」に掲載)もご確認ください。
2. 取り付ける向きを決める
本体に印刷されている矢印が、水平になるように設置します。
正しく設置しないと地震計のキャリブレーション(校正)が終了しません(MONI LEDが紫点滅のままになる)
- OK(矢印が水平)
- 壁設置 [横] [横 逆さ]
- 床設置
- 天井設置(逆さ)
- 壁設置 [横] [横 逆さ]
- NG(矢印が非水平)
- 壁設置 [斜め] [縦]
- 壁設置 [斜め] [縦]
3. 取り付ける壁、床や天井と端末を密着させ、四隅をネジ止めする
- ※ 取付け後、端末を上下左右に軽く動かして、がたつきがなく確実に固定されている ことを確認してください。
- ※ 壁掛けで設置する場合は、ケーブル類は揺れないように壁に固定してください。
- ※ 設置の際に電源を入れていた場合は、端末の再起動が必要です。電源を入れた後に端末を動かすと、内蔵地震計が正しく動作しません。