VoIP機器LANdeVOICEのFXOモデルを使用して、公専接続 ⁄ 専公接続が可能です。
構成及び設定内容例
構成例
LANdeVOICEのFXOモデルを公衆網に接続し、公専接続 ⁄ 専公接続を構築します。
A拠点のアナログ電話機の受話器を上げると自動でB拠点のLANdeVOICEに発信します。
B拠点のLANdeVOICEが着信するとダイヤルトーンが聞こえるので、外線番号をダイヤルします。
公衆網からの電話(03-1234-5678もしくは03-1234-5679宛)を着信したB拠点のLANdeVOICEは、A拠点LANdeVOICEへ自動発信し、空き回線が1回線(使用中でない電話機1台※が)呼び出されます。
- ※ 空き回線(使用中でない電話機)全てを呼び出す場合は、呼制御サーバが必要です。
電話番号設定ファイル(phone.ini)
電話番号を設定します。
電話番号設定ファイル(phone.ini)
- ※ 接続できるアナログ電話機の数は、機種によって異なります。
- A拠点 PB402
- [50] 192.168.1.11:4445 ! 拠点番号50 B拠点 PT402
- B拠点 PT402
- 30 192.168.1.10:4445 ! 拠点番号30 A拠点 PB402
システム設定ファイル(syscnfg.ini)
使用するポート番号と自動発信、グループ着信の設定をします。
公衆網との接続にPT402を使用する場合は、AD_MODEパラメータ(オフフック設定)についても、お客様のポリシーに従ってPT402に設定してください。
システム設定ファイル(syscnfg.ini)
- ※ CCHパラメータは、LANdeVOICE2・3シリーズ及びLANdeAUDIO端末では、基本設定ファイル(netcnfg.ini)に設定するパラメータとなります。
- ※ 記載のないパラメータについては、工場出荷時設定もしくは環境に合わせて設定してください。
- A拠点 PB402
- CCH 4445
AUTODIAL1 50 ! 自動発信 拠点番号50
AUTODIAL2 50 ! 自動発信 拠点番号50
PORTGROUP ON ! グループ着信有効 - B拠点 PT402
- CCH 4445
AUTODIAL1 30 ! 自動発信 拠点番号30
AUTODIAL2 30 ! 自動発信 拠点番号30
PORTGROUP ON ! グループ着信有効
AD_MODE 0 ! オフフックしないでIP網へ発信する
CTRING 2 ! (公衆網接続:NTTパターン)2回目の鳴動でIP網へ発信する
基本設定ファイル(netcnfg.ini)
LANdeVOICE端末のIPアドレス等、基本設定を設定してください。
基本設定ファイル(netcnfg.ini)