VoIP機器 LANdeVOICE




簡易DID機能

VoIP機器LANdeVOICEのFXSモデル(電話ポート)は、簡易DID機能をサポートしています。

簡易DID機能は、交換機(PBX)が呼び出しに応答して通話状態になった上で、最終的に呼び出したい内線電話を直接指定する機能です。
本機能を使用するためには、交換機が着信オフフック後に内線番号を受ける機能が必要になります。

  • ※ FXOモデル(公衆回線ポート)、ODTモデル(ODトランクポート)も簡易DID(デフォルト・変更不可)に対応しています。

構成及び設定内容例

構成例

LANdeVOICEのFXSモデルの電話ポート(TEL)を、交換機(PBX)のアナログ外線(COT)に接続して、交換機とIPネットワーク網をつなぐシステムを構築します。

A拠点の電話機からB拠点の電話機Eを呼び出す場合、「60」(B拠点PB402拠点番号)をダイヤルします。
交換機よりセカンドダイヤルトーンや「内線番号をダイヤルしてください」等の応答音声が返ってきたら、「400」(電話機E内線番号)をダイヤルします。

B拠点側の電話機から、A拠点側の電話機へ発信もできます(PBXの設定が必要です)。

電話機C・D間の通話も可能です。

簡易DID構成例

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関連ソリューション

電話機E・Fの番号も始めにダイヤルしたい場合

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電話番号設定ファイル(phone.ini)

電話番号を設定します。
電話番号設定ファイル(phone.ini)

  • ※ 接続できるアナログ電話機・アナログ外線の数は、機種によって異なります。
A拠点
[60]  192.168.1.11:4445    ! 拠点60 B拠点 PB402
200  192.168.1.10:4445    ! 内線200 A拠点 電話機C
300  192.168.1.10:4446    ! 内線300 A拠点 電話機D
B拠点
200  192.168.1.10:4445    ! 内線200 A拠点 電話機C
300  192.168.1.10:4446    ! 内線300 A拠点 電話機D

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システム設定ファイル(syscnfg.ini)

使用するポート番号、呼び出しモード、グループ着信の設定をします。
システム設定ファイル(syscnfg.ini)

  • ※ CCHパラメータは、LANdeVOICE2・3シリーズ及びLANdeAUDIO端末では、基本設定ファイル(netcnfg.ini)に設定するパラメータとなります。
  • ※ 記載のないパラメータについては、工場出荷時設定もしくは環境に合わせて設定してください。
A拠点
CCH  4445
B拠点
CCH  4445
DIDMODE  1    ! 簡易DIDモード
PORTGROUP  ON    ! グループ着信有効

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基本設定ファイル(netcnfg.ini)

LANdeVOICE端末のIPアドレス等、基本設定を設定してください。
基本設定ファイル(netcnfg.ini)

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対応機種

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