基本設定ファイル
netcnfg.ini(ネットコンフィグイニ)
端末のネットワークに関する基本設定ファイルです。IPアドレス、デフォルトゲートウェイ等を設定します。
LANdeVOICE4シリーズ Webブラウザで設定
端末にアクセスして、Webブラウザで設定します。
パラメータの設定値入力欄に半角文字で設定値を入力して、基本設定項目のすぐ下にある「設定変更」ボタンを押下します。
端末が再起動するので、起動するまで電源を切るなどの操作は行わないで下さい。
LANdeVOICE2・3シリーズ、LANdeAUDIO端末 ファイルを作成して送信
メモ帳などのテキストエディタで基本設定ファイル(netcnfg.ini)を作成し、「Tera Term」で端末にファイルを送信します。
基本設定ファイル(netcnfg.ini)はコマンドで設定を変更することも可能です。
詳しくは取扱説明書をご確認ください。
1. 端末へアクセスする
端末とパソコンを繋いで、端末へアクセスします。
LANdeVOICE2・3シリーズ、LANdeAUDIO 端末アクセス方法
2. 現在の基本設定を表示する
- ※ Tera Termでの設定は、待機状態時(LEDで確認)に行ってください。
「netcnfg」と入力し、「Enter」キーを押すと、現在の基本設定が表示されます。
3. 現在の基本設定をコピーする
「IP」から「END」までをドラッグし、「編集(E)」-「コピー(C)」を選択します。
- ※ netcnfg.iniで表示される始めのコメント文4行(「 ! 」で始まる文)は、自動で表示されるため変更できません。
4. コピーした現在の基本設定をテキストエディタに貼り付ける
メモ帳などのテキストエディタを起動し、コピーした現在の基本設定をテキストエディタに貼り付けます。
- ※ Windows7の場合:「スタートメニュー」-「すべてのプログラム」-「アクセサリ」-「メモ帳」
5. 基本設定を編集する
1行目に「DEF」を追加し、記述ルールに従いパラメータと設定値を編集します。
設定ファイル共通記述ルール
- 半角文字で記述します。
- パラメータを記述した場合は、設定値も必ず記述します。未記述にすると、正常に動作しない場合があります。
- 1つの設定は1行(改行なし)で記述します。複数行にまたがることは出来ません。(action.iniを除く)
- スペースは1文字分以上の半角スペースを記述します。
- 「 ! 」(半角のエクスクラメーションマーク)を入力すると、「 ! 」に続く文字列はコメント文となり設定に反映されません。コメント文には全角文字も使用可能です。コメント文は改行により終了します。設定に対する補足説明等、設定ファイル内にコメントをメモしたい場合に使用してください。また、行の先頭に「 ! 」を付ければ設定自体を無効にできます。
netcnfg.ini記述ルール
- 1行目に「DEF」を記述します。
- 最後の行に「END」を記述します。
- パラメータと設定値の間は、1文字分以上の半角スペースを記述します。
6. 作成したファイルを保存する
作成したファイルをデスクトップ等、わかりやすい場所に保存します。
「ファイル(F)」-「名前を付けて保存(A)」で、「netcnfg.ini」というファイル名(ファイル名「netcnfg」、拡張子「ini」)をつけて保存してください。
7. 作成したファイルを送信する
作成したファイルを送信します。
ファイルの送信