VoIP機器LANdeVOICEを使用して、受付の遠隔対応が可能です。
電気錠を解錠できます。
構成及び設定内容例
構成例
LANdeVOICE DA401にインターホンと電気錠(操作盤)を接続し、IPネットワーク網を利用して受付の遠隔対応を行います。
玄関インターホンを押すと、受付電話機に発信します。
受付電話機にて通話中に、玄関電気錠の解錠(「∗567#」をダイヤルすることで、DA301の接点出力を1秒間ショート)を行うことが可能です。※
受付電話機から玄関インターホンへの自動発信もできます。
通話の終了は受付電話機側からのみ行えます。
- ※ 通話中の接点出力動作は、LANdeVOICE4シリーズとの通話中のみ可能です。「∗」で入力の開始、「指定番号」、「#」で入力の終了となります。
通話開始時や通話終了時の接点出力動作は、LANdeVOICE2シリーズとの通話でも可能です。
電話番号設定ファイル(phone.ini)
電話番号を設定します。
電話番号設定ファイル(phone.ini)
- ※ 接続できるアナログ電話機の数は、機種によって異なります。
- 玄関 DA401
- 400 192.168.1.11:4445 ! 内線400 受付電話機
- 受付 PB402
- 300 192.168.1.10:4445 ! 内線300 玄関インターホン
システム設定ファイル(syscnfg.ini)
使用するポート番号、自動発着信、接点出力の設定をします。
システム設定ファイル(syscnfg.ini)
- ※ CCHパラメータは、LANdeVOICE2・3シリーズ及びLANdeAUDIO端末では、基本設定ファイル(netcnfg.ini)に設定するパラメータとなります。
- ※ 記載のないパラメータについては、工場出荷時設定もしくは環境に合わせて設定してください。
- 玄関 DA401
- CCH 4445
TALK_SETUP 7 ! インターホンによる発信を有効
TALK_DIAL 400 ! インターホン押下 受付電話機へ発信
DA_SET -1 1 ! インターホン押下 「ピンポーン」と1回再生
BT_SET 0 ! 終話時に内蔵ビジートーンを再生しない
CT_SET 0 ! 着信時0秒で応答
LEVEL_MODE 0 ! インターホンから出力される音量レベルに連動して、LEVEL LED色が変化
DTMF_TOUT 0 ! 通話中のDTMF信号受信は、通話相手からの「∗」で受付開始、「#」で受付終了とする
EMSGID DA401 ! TID - 受付 PB402
- CCH 4445
AUTODIAL1 300 ! 自動発信 玄関インターホン
【LdV4シリーズ】 アクション設定ファイル(action.ini)
接点出力動作を設定します。
アクション設定ファイル(action.ini)
- 玄関 DA401
- [COUT1]
OS 1000 "LDVEVN_DA1 DTMF DA401 567" ! 通話中 DTMF番号567 C.OUT1ワンショット1秒ショート
基本設定ファイル(netcnfg.ini)
LANdeVOICE端末のIPアドレス等、基本設定を設定してください。
基本設定ファイル(netcnfg.ini)