- 付属品を確認する
- 端末の設定をする(メンテナンスモード)
- 端末を設置する
- 周辺機器と接続する
- 新規ユーザ登録(設置場所の登録)を行う
- 津波・噴火情報の受信設定を行う
- 試験放送を行う
- 冗長化確認を行う(IPv4接続端末のみ)
3.端末を設置する
端末設置の際には電源を入れないで下さい。
付属のネジを使用できる場所は、木の柱または木質の厚い壁です。
HomeSeismo HS302Pの本体の重量は約1.04kg、サイズは236(W)×198(D)×33(H)mm(突起物含まず)です。
3-1.端末を取り付ける場所を決める
内蔵地震計を適切に活用するために、技術的な特性や限界を十分に理解の上、以下のような場所へ設置をお願いします。
- 端末上部にある「Moni]という揺れに反応するLEDランプが緑点灯になる所
- 強固な壁
- 建物の柱
以下のような「振動が多い場所」へは設置しないでください。
- 端末上部の「Moni」LEDランプが橙・赤になる所
- 冷蔵庫・空調設備・洗濯機・プリンター・電子レンジの近く
- 音響機器(スピーカ等)の近く ※ スピーカは振動するので、端末の上へスピーカを置かないで下さい
- テーブル、棚やラックの上、固定されていない棚など不安定な場所
- テレビやラジオの近く
- パーテーションなどの固定されていないもの
- 柱や筋交いがない壁
- 周囲に振動の発生源がある場所(発電機や工作機械の間近)
また、HomeSeismoは電子機器ですので、以下のような場所へも設置しないでください。
- 直射日光が当たる場所、暖房器具の近く等、温度が高い場所(使用温度範囲:0~40℃)
- 風通しが悪く、湿気が多い場所(動作保証湿度(相対湿度):20~80%) ※ ただし結露なきこと
- ほこりが多い場所
- 電磁波を発生するものの近く
- 漏電、漏水のあるところ
- 静電気が発生するところ
3-2. 壁掛けの場合、取り付ける向きを決める
斜めでの設置はしないでください。
3-3. 取り付ける壁、床と端末を密着させる
取り付ける壁、床と端末を密着させます。壁からは浮いたりしないようにしてください。
3-4. ネジ止めを行う

次の通り、ネジ止めを行ってください。
- 1の穴をネジで固定してください。
- 垂直になるように調整して、2の穴を固定します。
- 3の穴を固定してください。
(3の穴は本体下部のカバー内にあります)
- ※ 取付け後、端末を上下・左右に軽く動かして、がたつきがなく確実に固定されていることを確認してください。
- ※ 設置の際に電源を入れていた場合は、端末を再起動してください。
電源を入れた後に端末を動かすと、内蔵地震計が正しく動作しません。 - ※ 壁掛けで設置する場合には、ケーブル類は壁に固定してください。
ケーブル類が固定されずにぶら下がっている状態だと、ケーブルの揺れで内蔵地震計が誤動作を起こす可能性があります。