緊急地震速報基礎 質問一覧
HomeSeismo(ホームサイスモ)機能 質問一覧
- 他の緊急地震速報受信機とホームサイスモの違いは何ですか?
- 一般的な地震計とホームサイスモに内蔵されている地震計とはどう違うんですか?
- 内蔵地震計の実績を教えてください。
- 音声での発報や接点出力など、震度何以上のときに動作するのでしょうか?
- 遠くの地域の緊急地震速報も受信するのでしょうか?
- ホームサイスモは地震発生時しか運用できないのですか?
- 緊急地震速報は気象庁から直接送られてきますか?
- 誤報や緊急地震速報が配信されない場合もありますか?
- 緊急地震速報は、どのように教えてくれますか?
- ホームサイスモには何が接続可能ですか?
- 停電時は、使用できないのですか?
ネットワークについての質問一覧
- ネットワーク等、知識がなくても運用できますか?
- どのような回線で使えますか?
- IPアドレスは、動的(DHCP)ですか固定ですか?
- ホームサイスモはルータ機能を持っていますか?
- ホームサイスモはPPPoEに対応していますか?
- プロキシ接続できますか?
- ホームサイスモは10/100Base-T/Xの自動切換えに対応していますか?
- インターネット環境で使用したいのですがルータにはどのような設定が必要ですか?
- LANの外部からLAN内にアクセスすることはセキュリティ上問題があるのでできませんが、LAN内から外部にアクセス、あるいはリンクを確立することは可能ですか?
- 通信するデータ量はどのくらいですか?
- セキュリティは大丈夫ですか?
購入・設置に関する質問一覧
- どこで購入することが出来ますか?
- 見積りをください。
- ホームサイスモ本体の定価を教えてください。
- サービス料金(緊急地震速報の配信料)を教えてください。
- サービスを受けずに内蔵地震計機能のみを使用できますか?
- 初期費用はどのくらいかかりますか?
- 設置・設定作業は専門業者に頼む必要がありますか?
- 保守サービスや、地震防災のコンサルティングサービスはありますか?
- どのような場所に設置できますか?
- 設置する方向はありますか?
- ホームサイスモ以外に準備するものはありますか?
- カスタマイズはしてもらえますか?
- ホームサイスモは海外で使用出来ますか?
購入後の質問一覧
緊急地震速報基礎
- 緊急地震速報とは何ですか?
- 大きな揺れ(S波)が到達する前に地震をお知らせするシステムです。
詳しくは気象庁Webサイト(http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/shikumi/whats-eew.html)をご覧下さい。
- 直下地震とは何ですか?
- 居住地の直下で起こる地震です。
詳しくはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%9B%B4%E4%B8%8B%E5%9E%8B%E5%9C%B0%E9%9C%87&redirect=no)をご覧下さい。
- 震度階級で5弱に設定したいとき、震度いくつに設定すればいいですか?(震度階級と震度について)
- 震度階級5弱は、震度4.5以上5.0未満になりますので、震度4.5以上で発報する設定にすれば、震度階級5弱以上で発報と同じになります。
詳しくは気象庁サイトをご覧下さい。
HomeSeismo(ホームサイスモ)機能
- 一般的な地震計とホームサイスモに内蔵されている地震計とはどう違うんですか?
- 一般的な地震計は数mgal以下という人間には感じられない極めて小さい揺れまで計測できます。
さらに地震の揺れはおおよそ20Hz以下の振動になるので、振動のサンプリングレートは一般に1秒あたり100サンプリング以下です。
また地震計の設置環境は生活振動がないような静かな場所で、時には地中に深い場所にコンクリートなどで固定されて設置されます。
これに比べホームサイスモに内蔵されている地震計は被害をもたらすような大きな地震を計測することを目的とし、設置場所についても人が生活する環境になります。
このようなことから、人間には感じられない震度1以下の地震については生活ノイズに埋もれてしまうこともあり検知することを必要としていません。
また地震による揺れなのか、生活ノイズなのかを判断するために、一般的な地震計より高速なサンプリングレートで揺れを計測し、地震の揺れなのか生活ノイズなのかを端末内のソフトウエアで判断しています。
そして震度4.0以上のある程度の大きさの地震のP波について生活ノイズと区別して正しくさらに素早く検知する能力を持たせています
- 内蔵地震計の実績を教えてください。
- 「HomeSeismoアラート実績」をご覧下さい。
- 遠くの地域の緊急地震速報も受信するのでしょうか?
- ホームサイスモは、全国の緊急地震速報を受信します。
動作するかどうかは、お客様が設定した発報の震度設定によります。
設置された場所の緯度・経度・地盤増幅率をもとに、端末が予測震度や予測猶予時間の計算を行うので、計算結果が設定した発報の震度を越えていれば動作します。
- ホームサイスモは地震発生時しか運用できないのですか?
-
■地震発生時
設置場所が震源に近い直下地震の場合、端末に内蔵された地震計がP波を検出して地震をお知らせする可能性があります。
震源が離れている場合は、緊急地震速報の方が早く届くので、緊急地震速報の音声ガイダンスが放送されます。
緊急地震速報を受信中に内蔵地震計がP波を検出しても、緊急地震速報を優先して処理します。
■地震発生後
緊急地震速報が配信される回線(インターネット回線など)が切断された場合でも、電源さえあれば単独の地震計として機能します。
避難所などに設置して頂くことにより、余震をお知らせする事ができます。
ただし、一定時間HomeSeismoデータセンターと接続できない場合は、接続のための再起動を行う仕様となっています。
- 緊急地震速報は気象庁から直接送られてきますか?
- (財)気象業務支援センター(気象庁) → HomeSeismoデータセンター → ホームサイスモ端末 の配信経路となります。
- 誤報や緊急地震速報が配信されない場合もありますか?
- あります。
緊急地震速報の特性や限界、利用上の注意(気象庁Webサイト http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/Whats_EEW.html)をご理解の上ご利用ください。
また、ホームサイスモのサービスはインターネットを使ったものなので、経路のいずれか一箇所でも障害になると緊急地震速報は届かないことになります。
ホームサイスモは、HomeSeismoデータセンターと端末が切断されると、端末のLEDやユーザページの端末ステータスで切断がわかります。
また、継続して切断した場合、新規ユーザ登録時に登録されたメールアドレス宛に、メールが自動送信され、切断をお知らせします。切断のお知らせメール
- 緊急地震速報は、どのように教えてくれますか?
- 必要な機器をホームサイスモの音声出力・接点出力に接続して運用してください。
例えば回転灯を接続すれば、光でお知らせすることが可能となります。
他機器との連動
- ホームサイスモには何が接続可能ですか?
- 放送機器や回転灯、表示器などに接続できます。
他機器との連動
- 停電時は、使用できないのですか?
- 停電により、電源が供給されないと使用する事ができません。
UPS(無停電電源装置)で対策する場合には、HUBやルーターなどのネットワーク機器も合わせて行ってください。
ネットワークについての質問
- ネットワーク等、知識がなくても運用できますか?
- 特殊な環境でなければネットワークの知識がなくてもご利用いただけます。
高度なファイアーウォール設定の場合は、ポート開放やフィルタ設定が必要です。
設定に必要な情報は、購入元にお問い合わせください。
- どのような回線で使えますか?
- インターネット接続とNTTフレッツ網(IPv6)での接続が可能です。
ネットワーク接続
- ホームサイスモは10/100Base-T/Xの自動切換えに対応していますか?
- 対応しています。
またMDI/MDI-X 自動切換えもサポートしています。
(クロスケーブルでもストレートケーブルでも接続可能です)
- インターネット環境で使用したいのですがルータにはどのような設定が必要ですか?
- DHCPサーバを動作させて下さい。
DHCPサーバを動作できない環境の方は、端末にIPアドレスを設定してください。
高度なファイアーウォール設定の場合は、ポート開放やフィルタ設定が必要です。
設定に必要な情報は、購入元にお問い合わせください。
- LANの外部からLAN内にアクセスすることはセキュリティ上問題があるのでできませんが、LAN内から外部にアクセス、あるいはリンクを確立することは可能ですか?
- このような環境でルータの設定、ネットワークの変更なしにご利用頂けます。
ホームサイスモは電源とLANケーブルを挿すことによって端末からサーバに接続しにいき、そのパスを使ってデータのやり取りを行います。
- 通信するデータ量はどのくらいですか?
- 緊急地震速報は500byte以下で何度か届きます。
また、緊急地震速報受信時の内蔵地震計波形データ(端末→データセンター)が約600kbyte、端末がP波を検出した場合に(端末→データセンター)数kbyteです。
平時の死活監視(端末→データセンター)のためのパケットは500byte程度です。
新しい機能を提供するファームウェア更新のため、1M以上のブロードバンド回線を推奨します。
- セキュリティは大丈夫ですか?
- ホームサイスモ端末は専用ハードウェアの組み込みシステムなため、第3者がソフトウェアを作成しても動作させることはできませんし、一般的なウィルスを実行する環境も持ちません。
また、ファームウェアには外部へアクセス可能となるソフトウェアが実装されていないため、端末へ侵入した場合でもこれを踏み台として外部へアクセスする手段を持ちません。
telnetへのアクセス、端末が提供するWEBサーバもパスワードによるアクセス制限が付加されています。
購入・設置に関する質問
- どこで購入することが出来ますか?
- 代理店からご購入いただけます。
- 見積りをください。
- 代理店へお問い合わせください。
- サービス料金(緊急地震速報の配信料)を教えてください。
- サービスプランをご確認ください。
- サービスを受けずに内蔵地震計機能のみを使用できますか?
- ホームサイスモは、緊急地震速報と内蔵地震計機能を併用して使用する仕様となっているため、サービスを受けずに内蔵地震計機能のみを使用することはできません。
内蔵地震計は直下地震に対して効果を発揮する機能ですので、それ以外の地震の場合は緊急地震速報の方が早く地震をお知らせします。
緊急地震速報と内蔵地震計機能両方を使用することで、さらに高度な地震防災の仕組みとなっているのがホームサイスモとなります。
また、サービスを受けずに使用すると、HomeSeismoデータセンターと接続されないので、一定時間経つと接続のための再起動を行います。
さらに、内蔵地震計機能が向上しても、ファームウェアのバージョンアップを受けることができません。
- 初期費用はどのくらいかかりますか?
- お客様のご要望によって初期費用は異なります。
詳しくは代理店へお問い合わせください。
- 設置・設定作業は専門業者に頼む必要がありますか?
- お客様自身でも設置・設定が可能ですが、館内放送等と接続する場合は業者にご依頼ください。
代理店により、初期設定や工事等、必要な作業を一括して承っています。
詳しくは代理店にお問い合わせください。
- どのような場所に設置できますか?
- 端末上部にある「Moni」という揺れに反応するLEDランプが緑点灯になるような、強固な壁や建物の柱などに固定してください。
普段から生活ノイズが多い端末では、比較的大きな揺れでもP波を検出しない場合があります。
設置説明書
- 設置する方向はありますか?
- 床または壁に、水平もしくは垂直に設置し、傾斜のついた壁へは設置しないで下さい。
設置説明書
購入後の質問
- 同梱物が不足しているようですが、どうしたら良いですか?
- 今一度、取扱説明書の「付属品の確認」を確認して頂き、それでも同梱物が不足している場合は、購入元へお問い合わせ下さい。
- LEDが点灯していないようなのですが、どうしたら良いですか?
- 電源プラグがコンセントに挿さっているか確認してください。
LED(ランプ)の動作について
- ホームサイスモが動作したか教えてください。
- ユーザページの「端末の動作履歴」、もしくは端末設定画面の「動作履歴」にて確認できます。
- 設置した箇所の生活ノイズ(揺れ)が多いかわかりません。どうしたら調べられますか?
- ホームサイスモにはLEDが2つあり、揺れを検知すると「Moni」が緑から橙や赤へ変わります。
普段から頻繁に橙や赤に変化する場合には、生活ノイズが多いということになります。
また、ユーザページの端末ステータスに、「揺れやすさ」数値が掲載されています。
(「揺れやすさ」数値が低くても、Moni LEDが頻繁に橙や赤になる場合は、設置場所として適していません)
普段から生活ノイズが多い端末では、比較的大きな揺れでもP波を検出しない場合があります。
- 他にホームサイスモを設置している場所を知りたいのですが、何かで検索できますか?
- 開示することができません。ご了承ください。
複数P波検知サービス「HomeSeismoアラート」が受けられるかどうかは、ユーザページの端末ステータス、もしくは「HomeSeismoアラート」サービスチェックにてご確認いただけます。
- 将来、機能の追加等ありますか?
- 将来機能追加が行われた場合には、ネットワーク経由でプログラムのバージョンアップが可能です。
ファームウェア自動更新