地震計内蔵 直下地震対応概要
HomeSeismo(ホームサイスモ)は地震計が内蔵されているため、端末自身が地震のP波(初期微動)を検知する事が可能です。
地震発生に対して気象庁の緊急地震速報(予報)と、端末自身でのP波検知の2ルートから情報を取得し、お知らせします。
それにより、より早く地震をお知らせし、被害を軽減させることができます。
音声ガイダンス
緊急地震速報が間に合わなかった場合、内蔵地震計で検知した揺れを先にお知らせします。
音声ガイダンス詳細
地震波と生活ノイズの切り分け
ホームサイスモの内蔵地震計は、地震波と生活ノイズ(地震波以外の振動)の区別が可能なため、不要な発報を防ぐことができます。
一般的なP波センサーは十分に静かな環境に設置されるので、地震波とノイズを識別する必要がありません。
緊急地震速報の受信端末であるホームサイスモは生活する場所に設置されるため、ドアの開け閉め等のノイズが混入します。
地震計の地震動判定アルゴリズムは、国立研究開発法人防災科学技術研究所 と 株式会社エイツーが共同開発したもので、地震動と生活ノイズを高精度で識別します。
さらにホームサイスモに内蔵されたDSP演算処理がノイズ識別の高速処理を実現しています。
地震動判定
地震動判定は、端末自身が揺れの波形を解析する「単独P波検知」と、周辺に設置されている複数のホームサイスモからの揺れ通知を元に、HomeSeismoデータセンターで判定する「複数P波検知 HomeSeismoアラート」があります。
複数P波検知サービス「HomeSeismoアラート実績」
ホームサイスモ設置場所について
地震計波形
内蔵地震計の波形は、ユーザページの「緊急地震速報受信履歴 詳細」で確認することが可能です。
複数P波検知「HomeSeismoアラート」
HomeSeismoアラート 特許取得済み : 特許第4465489号、特許第4510128号
複数P波検知設定 |
---|
複数P波検知 有効/無効 |
内蔵した地震計で端末が揺れを検知すると、HomeSeismoデータセンターに揺れが通知されます。
HomeSeismoデータセンターでは、都市部を中心に全国各地に設置されている複数のホームサイスモの揺れ通知を元に、地震(P波)なのか生活ノイズなのかを判定します。
地震(P波)と判定された場合は、揺れを通知してきた端末へ、その揺れが地震(P波)であることを返信します。
ホームサイスモがたくさん設置されると、さらに早く正確な地震情報を利用者と共有できます。
「HomeSeismoアラート」サービスがご利用可能か、「複数P波検知「HomeSeismoアラート」サービスチェック」でご確認いただけます。
- ※ 直下地震の発生場所によって、緊急地震速報が早い場合もあります。
- ※ 端末はHomeSeismoデータセンターへの揺れ通知と同時に、単独でのP波判定も行なっています。
- ※ 震源付近に設置されている端末数によって、単独P波検知(波形解析)の判定の方が早い場合もあります。
- ※ 揺れを通知した端末にのみ、地震確定情報は返信されます。
- ※ 複数P波判定は端末1台1台に対して行われます。
- ※ 生活ノイズが多い端末は複数P波判定では除外されます。生活ノイズの多さはユーザページの端末ステータスでご確認いただけます(「揺れやすさ」数値)。
- ※ 生活ノイズが多い端末でも、揺れを通知し、その揺れが地震確定されれば情報が返信されます。
- ※ 普段から生活ノイズが多い端末では、比較的大きな揺れでもP波を検出しない場合があります。
単独P波検知
単独P波検知設定 |
---|
単独P波検知 有効※/無効
|
内蔵した地震計で端末が揺れを検知すると、その揺れの波形を解析し、端末自身が地震(P波)なのか生活ノイズなのかを判定します。
- ※ 直下地震の発生場所によって、緊急地震速報が早い場合もあります。
- ※ 普段から生活ノイズが多い端末では、比較的大きな揺れでもP波を検出しない場合があります。生活ノイズの多さはユーザページの端末ステータスでご確認いただけます(「揺れやすさ」数値)。