2011年10月17日
弊社での今夏の節電対策について報告させていただきます。
弊社は昨年よりチームマイナス6%に参加し節電に取り組んでいたこともあり、震災後から空調の温度設定や照明の間引き、エレベーターの使用自粛などでマイナス15%の達成を目指しておりました。
しかしスタッフ人数も増えていることから4月~6月については前年と比べて消費電力にほとんど変化がありませんでした。
節電目標のマイナス15%に到達する見込みがつかないことから、7月から下記の節電対策を追加したところ、7月(マイナス24%)、8月(マイナス34%)、9月(マイナス32%)と、昨年同月に対して目標を上回る値の節電を達成できました。
- 節電の主な取り組み
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- 照明を蛍光灯からLEDに交換し、さらに本数を3分の2に間引きする。
- 2フロアの内1フロアを通常使わないように席を移動し、使わないフロアのエアコンおよび照明を完全に切る。
- 社内業務用サーバーを外部のデーターセンターに移設し、休日・夜間の空調を停止する。
- 軽装での業務を推進し、空調の温度設定を上げる。
- 窓からの日光を遮蔽する。
LED蛍光灯については、導入前は照度が心配でしたが、蛍光灯の本数を3分の2に間引きしても充分な明るさを確保できました。
蛍光灯の安定器を外す工事が必要になり多少の手間や初期費用がかかりましたが、電気代も下がったことからLED照明に対する初期投資についても3年程度で回収できる見込みです。
夏の電力不足の心配については峠を越したとの報道がありましたが、CO2削減のためにも引き続き節電に努めてまいります。