ホットラインシステムは、発信先を一つ固定設定することで、発信時の発信先指定が自動化されるシステムです。
緊急時の有効な通信手段としてもご利用いただけます。
構成及び設定内容例
構成例
LANdeVOICEのFXSモデルの電話ポート(TEL)を、交換機(PBX)のアナログ外線(COT)に接続して、交換機とIPネットワーク網をつなぐシステムを構築します。
電話機Cの受話器を上げると、電話機Eに発信します。
B拠点側の電話機から、A拠点側の電話機へ発信もできます(PBXの設定が必要です)。
電話番号設定ファイル(phone.ini)
電話番号を設定します。
電話番号設定ファイル(phone.ini)
- ※ 接続できるアナログ電話機・アナログ外線の数は、機種によって異なります。
- A拠点
- 300 192.168.1.10:4445 ! 内線300 A拠点 電話機C
400 192.168.1.10:4446 ! 内線400 A拠点 電話機D
[50]600 192.168.1.11:4445 ! 拠点50内線600(50600) B拠点 電話機E
[50]700 192.168.1.11:4445 ! 拠点50内線700(50700) B拠点 電話機F - B拠点
- 300 192.168.1.10:4445 ! 内線300 A拠点 電話機C
400 192.168.1.10:4446 ! 内線400 A拠点 電話機D
システム設定ファイル(syscnfg.ini)
使用するポート番号、呼び出しモード、グループ着信の設定をします。
システム設定ファイル(syscnfg.ini)
- ※ CCHパラメータは、LANdeVOICE2・3シリーズ及びLANdeAUDIO端末では、基本設定ファイル(netcnfg.ini)に設定するパラメータとなります。
- ※ 記載のないパラメータについては、工場出荷時設定もしくは環境に合わせて設定してください。
- A拠点
- CCH 4445
AUTODIAL1 50600 ! ホットライン B拠点 電話機E - B拠点
- CCH 4445
DIDMODE 1 ! 簡易DIDモード
PORTGROUP ON ! グループ着信有効
基本設定ファイル(netcnfg.ini)
LANdeVOICE端末のIPアドレス等、基本設定を設定してください。
基本設定ファイル(netcnfg.ini)