各部名称と説明
- VOL:スピーカドライブ用端子TERM2ピンNO.3、7用のVOL。プラスドライバで位置を調整します。
- S.SW:最大9箇所まで発信先を指定するスイッチ(phone.iniファイルにて設定)
※9箇所以上は設定できません。
※9箇所以上の場合は、追加で1台必要になります。
- P.SW:プッシュスイッチ。発着信・切断を行う
- STATUS:端末のステータスを表示
(CPS8使用時は、CPS8との通信状態を表示)
- OUT:端末の通信状態を表示
通話時はスピーカーの出力状態を表示
※音声未入力:消灯
音量が小さい場合:緑
音量が最適な場合:橙
音が大きすぎる場合:赤(音量を下げてください)
- IN:端末の通信状態を表示
通話時はマイクの入力状態を表示
※音声未入力:消灯
音量が小さい場合:緑
音量が最適な場合:橙
音が大きすぎる場合:赤(音量を下げてください)
- MIC:コンデンサマイク(3.5φミニジャック)
- L.OUT:LINE出力、アンプ付きスピーカ(3.5φミニジャック)
- L.IN:LINE入力、音響機器等接続用(RCAピンジャック)
- TERM1:接点出力、音声入出力コネクタ、音響機器等接続用(脱着式小型端子台)
- TERM2:接点入力、電源入出力コネクタ、音響機器等接続用(脱着式小型端子台)
- 10BASE-T:LAN接続用ポート
- COM:シリアルポート(設定用)
- DC9V:電源アダプタ接続用
- F.G:アース接続用
脱着式小型端子台について
本品背面部には、脱着式小型端子台が2つあります。ピンNO.及び、仕様については以下の通りです。
■脱着式小型端子台:TERM1
ピンNo. | コネクタ名 | 内容 |
1 | EXDCIN | 12〜24Vの外部からのDCの電源入力ピン |
5 | GND | |
2 | D5VOUT | 外部給電用DC5V電源(ポリヒューズ内蔵により最大100mA) |
6 | GND | |
3 | PCI2 | PU付き「接点入力2」 |
7 | PVI1 | PU付き「接点入力1」 |
4 | PCI3+ | フォトカプラ絶縁「接点入力3」+側 (PCIN-と対で使用。電流制限抵抗内蔵可能。) |
8 | PCI3- | フォトカプラ絶縁「接点入力3」-側(PCIN+と対で使用。) |
備考:接点入力信号について |
負電源や5V以上の電圧を与えないで下さい。機器の破損につながります。 「接点入力1」と「接点入力2」はプルアップされており、入力信号をGNDにショートするとこれを検知します。
- 接点入力1:発着信制御用
- 接点入力2:アナログ入力制御用または汎用入力(通話中相手の「接点出力2」に伝わる)アナログ入力制御に使う場合にはGNDにShort時に入力音声有効、OPENでMUTE
- 接点入力3:絶縁された汎用入力用(通話中相手の「接点出力3」に伝わる)
標準仕様では内部に330Ωの電流制限抵抗が組み込まれており両端に5Vを与えるとONになります。 ピンNO.2/6の5V信号を使うことが可能です。
※音声パスが形成されていない状態:接点入力信号は無視、接点出力信号は全てオープン
※音声パスが形成されていない状態:接点入力は接続相手の接点出力へ
※接点入力のサンプリングレート:数十ミリ秒。接続相手へ伝わるまでの遅延時間は1秒以内(遅延時間につきましては、お客様のネットワーク環境によって異なります)
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■脱着式小型端子台:TERM2
ピンNo. | コネクタ名 | 内容 |
1 | PC02 | フォトカプラオープンコレクタ:接点出力2 |
5 | PC03 | フォトカプラオープンコレクタ:接点出力3 |
2 | PC01 | フォトカプラオープンコレクタ:接点出力1 |
6 | PCOCOM | フォトカプラ出力コモンエミッタ (FGやGNDとは絶縁されません) |
3 | SPOUT+ | スピーカー直接ドライブ+側8Ω以上のインピーダンスのスピーカーを直接ドライブ可能。 フロントパネルのVOLの影響を受けます。ソフトウェアで緊急時のみ最大音量といった使い方はできません。 |
7 | SPOUT- | スピーカー直接ドライブ-側(SPOUT+と同様) |
4 | LIN+ | LINE 入力+側(絶縁入力) |
8 | LIN- | LINE 入力-側(絶縁入力) |
備考:接点出力信号について |
- 接点出力1:着信呼び出し時及び通話時にON、アイドル中はOPEN。外部スピーカーアンプ呼制御。
- 接点出力2:接続相手の接点入力2の状態を反映。
- 接点出力3:接続相手の接点入力3の状態を反映。
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脱着式小型端子台 線材接続方法
本品背面部には、脱着式小型端子台が2つあります。
本品に付属されている専用コネクタ(WeidMuller社製、B2L 3.5/8 SN OR)と組み合わせてお使い下さい。各種線材の接続方法は下記の通りです。
- 中央よりの四角穴に精密用小型マイナスドライバーを差し込んで下さい。
- 差し込んだ状態で、先端部分の被覆を剥いだ線材をドライバーの上の丸い穴に差し込みます。
- 線材を差し込んだ後はドライバーを抜いて下さい。
※注意
- 専用コネクタを本体に挿す際は、カチッという音がするまで確実に挿して下さい。
- 専用コネクタは脱着式なので専用コネクタに線材を取り付けてから本体に接続して下さい。
- 万が一、本体が故障などにより交換しなければならない場合も専用コネクタはそのまま使えますので配線のやり直しが不要です。
※このページの内容は2006年8月現在のものです。
改良のため、予告なく仕様を変更する場合があります。
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