LANdeVOICE PBSP-SIP

SIP端末でスピーカーを装備している端末が市場にほとんど無く、IP-PBX提案時にも構内放送はできませんと回答しているIP-PBXメーカが多数いらっしゃいます。
LANdeVOICE PBSP-SIPはそんなユーザ様やIP-PBXメーカ様のご要望にお応えして、IP-PBX直収で構内放送を実現します。

特長

他社のSIP対応製品から構内放送
他社のSIP電話機から内線番号でPBSP-SIPを呼び出すことにより構内放送ができます(PBSP-SIPは自動で着信をします)
電話機やコンデンサマイク、ページングマイクも接続できるので放送元としてもご利用いただけます。

構内放送
 ※上図は接続例です
 

音響機器接続用の多彩なインターフェース装備
(LINE IN/LINE OUT/MIC/PAGING MIC)

マイクから放送をすることや、ラインインから音源を入力して音楽を流すこともできます。
PAGING MICにオプションのページングマイクを接続すれば、マイクを持たずに放送もできます。

 

2回線収容しているから、電話機と音響機器インターフェイスが別々に操作ができます
1台の製品で電話機で通話をしながら、マイクとスピーカーで放送をするということもできます。

<例 電話機とマイクの同時使用>
電話機とマイク・スピーカーの同時使用

PBSP-SIP(A)に接続されている電話機から、PBSP-SIP(B)の電話機を呼出、通話します。
通話中に、PBSP-SIP(A)のページングマイクをonにし、PBSP-SIP(B)のコンデンサマイクを呼出し、接続することができます。発信先は、PBSP-SIPのフロントパネルにあるセレクタスイッチで選択(固定しておくことも可能)します。
接続されている電話機から相手のマイク・スピーカーを呼び出すことも可能です。
 

スピーカー自動着信機能
スピーカーへ自動で着信させることができます。
例えば、ラインアウトに放送機器を接続している場合、自動で着信した後に放送が開始されます。
※自動着信する時間は、設定により変更ができます。

 

マイク・スピーカー用:プッシュスイッチ、セレクタスイッチを使用した使い方

セレクタスイッチ:マイク・スピーカー使用時に発信先を指定します
プッシュスイッチ:マイク・スピーカー使用時に発信や着信、切断操作を制御します
セレクタスイッチ

ページングマイクでの発着信・切断方法
拠点AのPBSP-SIPのセレクタスイッチで拠点Bのスピーカー・マイクを指定します。ページングマイクのプレストークボタンをONにし呼び出します。拠点Bのスピーカーから呼び出し音が聞こえたら、拠点Bのページングマイクのプレストークボタンを押し、通話開始します。
切断は、プレストークボタンをOFFにします。
コンデンサマイクでの発着信方法
拠点CのPBSP-SIPのセレクタスイッチで拠点Dのスピーカー・マイクを指定します。PBSP-SIPのプッシュスイッチを押し、呼び出します。拠点Dのスピーカーから呼び出し音が聞こえたら、拠点Dのフロントスイッチを押し、通話開始します。(着信までの時間を設定することができるので、着信時はプッシュスイッチを押さずに通話を開始することも可能です→自動着信機能)
切断は、プッシュスイッチを押します。
マイク使用中でも電話で通話可能
ページングマイクやコンデンサマイクで通話中でも、電話での通話も可能です。また、セレクタスイッチの接続先はスピーカー・マイクに限らず電話機を指定しておくことも可能です。

※電話機での発信時にセレクタスイッチでの発信先指定は行えません。

 

 遠隔から発信と切断操作(PCからコマンド操作で制御)
マイク・スピーカー使用時は、コマンドにより発信・切断が可能です。
コマンドでの発信・切断

発信する場合
発信側端末とPCをRSケーブルで接続し、PC上でハイパーターミナルを立ち上げ、通信状態にします。その状態で「DIAL」コマンドに続き、接続先の電話番号(phone.iniにて設定)、もしくは「IPアドレス:CCH」を記述しENTERキーで呼出開始します。
記述例「DIAL 1937211」もしくは「DIAL 192.168.1.21:4445」
切断する場合
「HOOK」+ENTERキーで切断されます。

※発信側端末からのみ「HOOK」コマンドは有効です。着信側からこのコマンドを記述しても認識されません。

 

他のLANdeVOICE SIPシリーズと一緒に使用することができます

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